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ボンベ交換の運用に強い味方!「メチャタスカル」の提供開始について
~LPWA端末「グッとびくん・M2」を利用したガスボンベの残圧通知サービス~

メチャタスカルリーフレットVer06

2024年3月21日

    エヌ・ティ・ティテレコン株式会社(社長:深澤 充、以下、NTTテレコン)は、様々な設備監視ソリューションの更なる価値提供に向け、LPWA※1端末「グッとびくん・M2」を利用し、ガスボンベの残圧が閾値より下回るとアラート通知が届く新サービス「メチャタスカル」を展開しました。これにより、遠隔からボンベの交換目安を把握可能となり、残量確認のために日常的に人を派遣する必要がなくなり稼働効率が上昇するとともに、2段階のアラート通知によって残圧の確認もれによる緊急対応が防止できます。
   新サービス「メチャタスカル」は、エヌ・ティ・ティレンタルエンジニアリング株式会社(社長:新居 丈司、以下、NTTREC)のレンタルサービスとして提供を開始しました。ガスボンベの交換運用業務のDXに寄与します。

1.背景・目的
     NTT東西を代表とする地下ケーブル設備において、ケーブルへの浸水故障を未然に防止するため、地下鉛管内は乾燥空気で満たされています。異常時にはガス圧が低下し、原因となった漏洩孔を発見し、処置することが必要になりますが、漏洩孔の発見~修理完了までの一時的な処置として、異常箇所付近にガスボンベを設置し、乾燥空気の補填を行っています。
 そのガスボンベは、設置場所によって使用速度が区々であり交換頻度が異なることと、ガスボンベの残圧(残量)は設置場所の現地を見ないと確認できなかったため、日常的に残圧を確認して交換する必要があり、稼働効率の悪さ及び確認もれによる緊急対応の発生が課題でした。
この課題を解決するため、接点スイッチ付き圧力計でガスボンベの残圧を監視し、事前に設定した閾値を下回った際に、LPWA端末である「グッとびくん・M2」で通知するサービス「メチャタスカル」を考案しました。
   すでにNTT東日本群馬支店では、実証実験を経て導入を進めており、ガスボンベの交換運用業務の効率化に貢献しています。このたび、当該サービスについて、NTTREC社によるレンタルサービスの提供も開始することになりました。

2.「メチャタスカル」の仕組み概要
   「メチャタスカル」は、2段階の接点スイッチ付き圧力計を通信端末と接続することで、事前に設定された閾値を下回るとアラート通知が受け取れるサービスです。
   ガスボンベと減圧弁(圧力調整器)の間に圧力計と通信端末を入れることで、ガスボンベの一次圧を計測し、残圧(残量)が5Mpa、1.5Mpaを下回った際に、スイッチが作動し、メールが通知される仕組みです。

3.「メチャタスカル」の特徴
  「メチャタスカル」は、既設の減圧弁とガスボンベの間に機器を設置するため、大規模な工事を行うことなく運用でき、ガスボンベの交換の際に係る労力もほとんど変わりません。
   また、閾値が5Mpaと1.5Mpの2段階で設定されているため、ガスボンベ残圧の確認漏れを防ぎます。通信端末である「グッとびくん・M2」は、防水防塵性に優れており、電池寿命も長いため、屋外でも安定した通信を長期で運用可能です。
   さらに、NTTREC社のレンタルサービスを利用すれば、機器はレンタルとなるので初期費用はかからず、月額料金のみで利用できるため低コストで導入可能となっております。

4.提供概要
 【提供エリア・条件】
  日本国内のNTTドコモのLTE※3通信が繋がるエリア
 【提供開始日】
  2024年3月21日
 【リーフレットのダウンロード】
  「メチャタスカル」のリーフレットはこちらです。お気軽にご利用ください。

5.今後の展望
  NTTテレコンは今後もこのような市販センサと組み合わせた様々なセンシング、監視サービスにより、付加価値向上をめざしていきます。NTTテレコンはこれからもお客さまに身近な「Your Value Partner」として、NTTグループの総力を結集したトータルソリューションを提供し、お客さまの発展に貢献していきます。

※1 LPWA(Low Power Wide Area):小電力でkm単位の距離で通信できる無線通信技術の総称

【本件に関するお問い合わせ先】
    NTTテレコン BBXビジネス推進室
 担当:和田、三浦、北川
    TEL:03-5806-6123
    Mail : bbx-newbiz@ntt-tc.co.jp

 

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